弊社で開催しておりました「介護職員初任者研修」は、平成26年度を持って終了しました。

なお、弊社で行いました「訪問介護員2級養成研修」及び「介護職員初任者研修」について、ご質問等は、電話「055-252-7687」までお問い合わせください。

介護職員初任者研修とは?

 

2013年4月1日よりホームヘルパー2級は介護職員初任者研修に移行致しました。

 

厚生労働省が発表する人口動態では平成23年10月には高齢者率が23.3%を超え、平成25年には4人に1人が高齢者という『超高齢社会』を迎え、介護に関するニーズは多様化、高度化しています。これを受けより良いサービスが提供されるよう、段階的に知識や技術を習得できる「新しい資格制度」が導入されることとなりました。「初任者研修」はこのステップのスタート資格として、介護の基本から応用までを学ぶことができます。これからますます増えるであろう家族介護はもちろんのこと、介護・福祉業界の他サービス業にまで幅広い活用、活躍が期待でされています。

前の制度との違いは?

 

前の制度では上位資格を目指す場合、「ホームヘルパー2級」「ホームヘルパー1級修了者」「介護職員基礎研修修了者」など最初に取得した資格とは関係なく、様々な取得経路があったため、学習範囲が重複するなど複雑になっていました。

 

今後は、新設された「介護職員初任者研修課程」からスタートし、「実務者研修」「介護福祉士」そして「認定介護福祉士(仮称)」というようにステップアップがわかりやすくなります。

養成体系(キャリアパス)が整理され、介護業界で働く人たちの目指す方向がわかりやすく簡潔になります。

ホームヘルパー2級が介護職員初任者研修に変わったことで・・・

 

「介護職員初任者研修課程」は研修課程全体の時間数は、現在のホームヘルパー2級と同じ130時間ですが、30時間あった施設実習が廃止となり、その分スクーリング(通学)で行う実技の時間が増えます。

また、「ホームヘルパー2級」では、既定の研修を修了した人は誰でもホームヘルパー2級の資格を取得できますが、「介護職員初任者研修課程」では、修了試験が必須となり、全課程修了後に筆記試験が行われます。

筆記試験に合格して資格取得となります。